アーユルヴェーダとチベット医学

MEGUMI HARUNAのお客様には、
インド贔屓の方が多く、
アーユルヴェーダを勉強されて、
うちへ宝石処方にきている方が
数多くいらっしゃいますが、

東洋医学の共通点は「予防医学」であること。

先日の『月の会』での心の勉強の中で、
会話の中で体質の話に関する話が出た際に
チベット医学のお話が出てきたのですが、
こちらとアーユルヴェーダの共通点が非常に多く
興味深かったので、
私なりに比較してみることにしました。

(学術的な研究が目的ではありませんので、
詳しい方からの細かな説明要求には対応できませんが、
何か伝えるべき言葉がありましたら、編集いたしますので
メッセージより是非、ご教授くださいませ。)

チベット医学では、
三大体液のルン、ティーパ、ペーケン

を基本として、
その割合によって体質を認識するそうです。

これは、アーユルヴェーダの3つの性質
ヴァータ、ピッタ、カパのトリドーシャ

と、そっくりですよね。
知らない方の為に、
簡単な3つのドーシャについて。

<ヴァータ>Vata
…運動、伝達、呼吸風と空の元素につながるものです。
ヴァータが優勢な人は、細身で長い顔で小さい目の
華奢さが目立つ印象になります。
皮膚はトラブルは少ない乾燥肌ですが、
体質が偏ると歯並びが悪く、唇が薄い、シワやシミ等の
老化が早い傾向にあります。

<ピッタ>Pitta
…消化、吸収、代謝火と水の元素につながるものです。
ピッタが優勢な人は、滑らかでそばかすの多い顔、
メラニンが多く皮膚は小麦色で健康的で均整がとれた体つきを持ち、
端正な鼻と薄い色の目の人が多く、歯がやや黄色めに。
体質が偏ると口臭や体臭も出やすく、
若白髪、若ハゲ、目の充血なども出てきます。


<カパ>kapha
…身体京成、免疫、同化水と地の元素につながっています。
カパが優勢な人は、肌はオイリー、髪の毛は豊富でウェーブがかかり、
目は潤みがある青または茶色で、がっしりした安定感のある体格になります。
女性の場合は胸や腰が豊かで、グラマーに。
体質が偏ると、むくみやすさや肥満が目立つようになります。

これらが、以下のように繋がります。

風 : ルン   = ヴァータ
火 : ティーバ = ピッタ
水 : カパ   = ベーゲンチベット仏教の場合は、これらに
いわゆる仏教で言う三毒、
貪(とん)・瞋(しん)・痴(ち)
『貪(とん)』―欲望―はルンを、
『瞋(しん)』―憎しみ―はティーパを、
『痴(ち)』―無知―はペーケンを
それぞれ過剰に増大させ、
これらが病気の引き金となると考えます。
上記の内容も、3つの毒は感情、すなわち
心に働きかける3つの属性のエネルギーであることから
「サットヴァ」純質「ラジャス」激質「タマス」惰質の
「トリグナ」といわれる3つの性質(グナ)に通じる所があります。
これを調べていて
アーユルヴェーダの学問を
個人的に良いなぁと感じるのは、

仏教の体質に影響するものが『3つの毒』だとすると
アーユルヴェーダのトリグナは、
『3つの質』であって
必ずしも悪と判断しないところがVEDAらしさ。


3つのグナについては、
また改めて説明をしたいと思います。すべての宗教は、
結果的にどれもがいずれかの時代に
人が生み出した知恵であり、
繋がっているもの。だから、優劣など存在しない。
それぞれの考え方の共通項を理解して
活かし合えばいい。そう考える私にとっては、
とても興味深い共通点でした。

トリグナについては、こちらを参照ください。

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説明:アーユルヴェーダとはサンスクリット語の「アーユス(aayus|生命)」と
「ヴェーダ(veda|知識、学問、真理)」が合わさった言葉で、
「生命の科学」ともいわれる、
インド・スリランカにおける伝統医学です。

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