トリグナ

アーユルヴェーダにおける、
3つのグナ=トリグナといわれる『心の性質』について。

☆サットヴァ☆ 純粋性

サットヴァとは
純粋性と調和を表し、チャクラが安定した
純粋な心とクリアな状態を示します。

分かりやすい特徴としては、
安定していて物事を公平に見る事ができ、
正確な判断を下す事ができる。

誠実な道に従い、向上心があります。


汚れや否定性のないピュアな心の状態ですが、

この状態しか持たない人は非常にまれです。

というよりは、サットヴァがいくら強くても
ラジャスとタマスが存在しなければ、
人としての関わりを上手く持てないためでしょう。

サットヴァが強い『サトヴィック』といわれる人は
周囲にもサトヴィックな人が集まっていきます。



これは私の考えですが

人を惹き付ける『華』は、

このサットヴァを極めた先にあるものだと

確信していたりします。

本質的に、みな心が綺麗な純粋性に
無意識に惹かれていくからでしょうね。



☆ラジャス(Rajas)☆ 激質

激動・動性という性質を意味し、
ポジティブな面は『好奇心と行動力』


ラジャシックな心がバランス良く現れるときは、
情熱的でがんばり屋、休み知らず。
良くしゃべり、新しいものを求め、常にアクティブ。
エゴが強く、自分の理解が優先されます。


バランスが崩れると

怒りに満ちていて心が粗い状態を現わします。


常に巡るめく感情で左右されてしまったり、

本当は疲れているのに
「まだまたいける!」と思い込んで、
エネルギーを消耗してしまいがち。



常に誰かと比べていたり、
妬みや恨みと言うような感情を抱くのも、

ラジャシックな心のバランスが崩れています。


また、自分の楽しみや目標を妨害されると
感情を爆発させるところがあるので、

周りから近寄りがたいと思われる場合があります。


ドーシャに例えると、
ヴァータとピッタの乱れの状態を現します。

様々な刺激を求め、
食べ物も刺激のあるスパイシーな食べ物やお酒を好みます。


新しい経験や挑戦を常に求め
ゴールを通り越しても決して満足する事がありません。


現在の経済原理の中で、
何かしらの成果を考えてしまうと
どうしてもラジャスに偏りやすくなります。


多少のラジャスティックは『情熱』となり
生きる上での熱量となりますが、


一度エンジンがかかると、アッパーな状態を保とうと
どんどんアクセルを踏み出す体質の人は
度をこえないようにバランスを保つのが
とても難しい性質でもあります。



☆タマス(Tamas)☆ 惰質


タマスな性質は、怠性・無知を意味します。
タマシックな心とは、不活発な状態で、
何をするにも1番楽な方法を取り、

バイタリティに欠けて常に眠気を感じています。


いわゆる現代病、ニートやひきこもりの状態です。


貧欲で短気でもあり、自分の利益のために
他人を傷つけても平気なところがあります。

実は一番、自己中心的です。


サットヴィックとは逆で、
加工食品や体に栄養価の低い食べ物を好み、

何をするにも面倒に思います。


タマシックな状態が高まると、
執着心が強くなり、
過去に起きた出来事など
いつまでも根に持っていたり
忘れられずにいる事があります。



ドーシャに例えると、カパ(カファ)の乱れの状態を現します。


動きのない、粗雑な、惰性な、暗い性質をもっています。
この要素が増えると、怠惰になったり落ち込んだり、
他人の人生を妬むなど、マイナス思考の傾向が強くなります。
粗雑なタマスの力は、より下の方向に働こうとし、
光より闇を好む性質が、加速すると社会を悪くする方向に
その知恵をつかってしまいます。


いうなれば、心のブレーキ


タマスのコントロールが、現代を生きる
人間の一番の課題かもしれませんね。


ただし、
タマスがないと
人は睡眠を取ったり、
身体を休めないので
肉体をもった私たちは
結果的に死んでしまいます。


タマスの暴走は特に恐ろしいので
増えないようにすることは
グチを言わない、
ネガティブに捉えない など
暴走しないために、
タマスの自分に執着しないことです。


これら3つの心の性質は、誰にでも存在しています。



要素のどれが一番強く現れるかによって、
その人の心の傾向が決まるというわけですが、


グナは常に循環する水の状態に例えられます。



タマスは氷の状態、
ラジャスは水の状態、
サットワは水蒸気の状態



気をつけて欲しいのは、
タマスの暗い側面をみて、
タマスは悪だと捉えない事。


全てにおいて、
タマスが劣勢なわけではありません。


1日の中に3分の1存在するからこそ
人間は睡眠をとるのです。


そして、現代社会では


なんらかの活動を行わなければいけません。


現代を生きる場合、
だれもが働く意欲を持たなければ
社会が機能しないからです。


光と陰のバランスを保つ為に
これらの性質を同時に与えられている

そんな風に考えることができます。

とはいえ、本当の幸福は
『サットヴァ(純粋な心)』の中にあるもの。


現代人には、サットヴァは、
意味のないことのように感じて
無意識に心を閉じてしまう人が多いのですが


感情を揺さぶられる事柄が起きた時に
一番胸の奥で幸せを訴えるのは
『サットヴァ』でしかありません。
サットヴァとは、心の声なのです。


今は自分の心の声が見えなくなっている人も
ちゃんとトレーニングをすれば
自分の中の純粋性を感じる時間を
意識して増やすことはできます。


朝のタマスの氷をラジャスが溶かし、
日中は活動的にラジャスティックに動き
夜はサットヴァの純粋さで浄化して、
形にとらわれないサットワ的状態を保ち
幸運な自分を感じて眠りにつく。


そのような水の循環のようなリズムを
各自の人が持てると良いものですね。

© by MEGUMI HARUNA (春名めぐみ)
MEGUMI HARUNA(メグミハルナ)では、ジョーティシャ(インド占星術)の宝石処方をおこなっております。



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